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ホンダ・オデッセイ(RA1)異音修理

RA1オデッセイの異音修理事例

初度登録平成9年のホンダ・オデッセイです。

新車から23年経ちましたが年間に1000kmくらいしか乗らないので、部品の摩耗や消耗はほとんどありません。

しかし乗らなくても経年劣化でいつかは部品の寿命がやってきます。

ワイパーを動かすとギギッというきしみ音がする。

発進時たまにグググという擦るような音がする。

2種類の異音修理のご依頼をいただきました。

ワイパーアームからの異音を修理

ワイパー作動時の軋み音はアームスプリングの錆付きが原因でした。

このスプリングはワイパーブレードをガラスに密着させるためのもので意外と強い張力で取り付けられています。

オデッセイの錆びたワイパーアームを交換

作動時に破損して弾け飛んだらガラスを割ってしまう可能性があるので新品交換することにしました。

オデッセイ発進時の異音の原因はベアリングの寿命でした。

発進時にたまに出るという異音の出どころを探してみるとドライブシャフトの中間ベアリングのあたりにオイル漏れのような跡がありました。

オデッセイのドライブシャフトの中間にあるベアリングはハーフシャフトベアリングといいます。

他の部分にオイル漏れしている様子はないのでこの中から出てきたものと判断します。

しかしこの部分にオイル(液体)は使われてないのでベアリングに封入されているグリスが劣化して分離した液体ということでしょう。

ベアリングを外してみるとゴリゴリでした。

新品のベアリングに交換して異音もなくなりました。

経年劣化2点の修理事例でした。

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